8月15日
終戦記念日にちなんで横浜大空襲の遺構で現在も使われている戦争遺構を。
京急旧平沼駅です。
けっこう有名ですが、年長者でないと、戦災時の姿を見た人は少ないと思います。
かつては爆撃されてぼろぼろのホームと焼け落ちて鉄骨だけになった電車からしか見えない廃墟でした。
その後、崩落の危険があると屋根の跡は撤去されて、保存ではなく保守基地として活用すべく、補強工事をおこなっていました。
当初から周りはマンションに囲まれ電車からしか見ることはできませんでした。
焼け焦げた高架橋が戦災時を今に伝えています。
構造上、改築は難しいらしく電車が通る本線部分は補強して、ホームの部分がそのままはすがたでした。
そのため階段のあとをみることができました。
「横浜空襲」を伝えるものとしてずっと戦災時の姿で保存の声もありましたが、高架の崩壊の危険があるということで、りノベーションされてしまいました。現在のホームはコンクリートで固められ資材置き場になっています。